SpecBind をインストールする¶
このページでは、specbind CLI の導入と、プロジェクトへの SpecBind 一式の配置をまとめて説明します。新規プロジェクト・既存プロジェクトのどちらのルートでも、
最初に一度だけこの手順を行います。
- 新規プロジェクトでは、プロジェクトの土台をコミット してからこのページへ進みます。
- 既存プロジェクトでは、未コミットの変更を先にいつもの手順でコミットしておきます。
1. CLI をインストールする¶
対象プロジェクトのルートで、miseを使って SpecBind をインストールします。
mise useは SpecBind をmise.tomlへ追加し、mise lockは選ばれたバージョンと配布物のチェックサムをmise.lockへ記録します。
インストールできたか確認します。
追加または更新されたmise.tomlとmise.lockの内容を確認し、どちらも Git へコミットしてください。これにより、チームで同じバージョンの SpecBind を使えます。
mise を使わないインストール方法は、 READMEを参照してください。
2. プロジェクトへ SpecBind を導入する¶
今インストールした CLI の最初の仕事として、SpecBind がこれから使うエージェントスキルや設定ファイルをプロジェクトに配置します。
このガイドでは Codex を例に進めます。
--agent¶
使うコーディングエージェントに合わせて、--agentの値を選んでください。
| 使うエージェント | 指定する値 |
|---|---|
| Codex | codex |
| Claude Code | claude-code |
Agent Skills とAGENTS.mdに対応するその他のエージェント |
generic |
複数のエージェントを使う場合は、--agent codex --agent claude-codeのように
--agentを繰り返します。
genericが作るのは、.agents/skills/の Agent Skills とルートAGENTS.mdの案内ブロックだけです。サブエージェント定義は作りません。
--language ja¶
SpecBind が管理する成果物、具体的にはrequirements.mdやdesign.mdの言語を日本語にします。
--project-instructions¶
AGENTS.mdまたはCLAUDE.mdに、マーカーで囲んだ SpecBind の案内ブロックを追加します。もともと書いてある既存の文章はそのまま残ります。普通はつけたほうがいいでしょう。
3. 書き込まれる内容を確認する¶
同じコマンドへ--dry-runを追加すると、変更を適用せずにcreate、replace、
keepと、廃止された製品管理対象に対するremoveの計画を確認できます。
主に、次のファイルが追加されます。
.specbind.json
.specbind/settings/
.agents/skills/sb-*/ # Codexとgenericで共有
.codex/agents/specbind-*.toml # Codexの役割別モデル設定
.claude/skills/sb-*/ # Claude Code
.claude/agents/specbind-*.md # Claude Codeの役割別モデル設定
AGENTS.md / CLAUDE.md # 指示の統合を有効にした場合
Codex と Claude Code には、役割ごとに使うモデルの既定値も設定されます。変更する場合は、カスタマイズの「プロジェクト設定と役割別モデル」を参照してください。
4. コミットしてセッションを開き直す¶
生成された内容をレビューし、ほかの変更とは分けてコミットしてください。SpecBind のインストーラ自体はコミットを行いません。
そのあと、対象プロジェクトでコーディングエージェントのセッションを開き直してください。そうしないと、エージェントが新しいスキルを認識できないことがあります。
スキルの呼び出し表記
このガイドのスキル呼び出しは Codex の表記で示します。Claude Code では、先頭の
$を/に読み替えてください。スキル名と引数は同じです。genericを選んだ場合もsb-*というスキル名は同じですが、呼び出し方はエージェントごとに異なります。利用するエージェントのスキル選択または自動 Discovery の方法に読み替えてください。
次に読む¶
- 新規プロジェクトで始める — まだ実装がない場合
- 既存プロジェクトで始める — すでにコードがある場合
- SpecBind をアップデートする — 導入後にバイナリと製品管理対象を更新する
- カスタマイズ — 既定値が合わないと分かってから