エージェントの削除とアンインストール¶
SpecBind には、1 つのコーディングエージェント連携だけを外す操作と、プロジェクトから
SpecBind 連携全体を外す操作があります。どちらも最初の実行では計画を表示するだけで、
ファイルを変更しません。表示された削除・更新・保持対象を確認してから
--applyを付けて再実行します。
これらはプロジェクト内の操作です。PC にインストールされたspecbindバイナリ、
PATH、mise などのパッケージマネージャー設定は削除しません。
1 つのエージェント連携だけを外す¶
たとえば Codex 連携の削除計画を確認します。
計画には、Codex 用の製品管理のスキル、5 つの役割定義、AGENTS.mdのマーカーで囲まれたブロック、.specbind.jsonの更新が正確なパスで表示されます。
Claude Code 連携、.specbind/以下の Specs や設定、マーカー外の
AGENTS.md本文は保持されます。
genericも選ばれている場合、Codex と共有する.agents/skills/以下の管理対象スキルと
AGENTS.mdの管理ブロックはretainとして表示され、Codex 固有の役割定義だけが削除されます。
逆にgenericを外して Codex が残る場合も、共有対象は保持され、設定だけが更新されます。削除後に残るエージェントのどれも必要としない対象だけが削除されます。
内容を確認したら適用します。
Claude Code を外す場合はclaude-code、共通形式の連携を外す場合はgenericを指定します。最後の 1 エージェントはこのコマンドでは削除できません。プロジェクト全体のアンインストールを使い、
永続知識を残すか削除するか明示してください。
SpecBind 連携全体を外す¶
アンインストールでは、設定されたspecDirをどう扱うか必ず選びます。
通常の新規プロジェクトではspecDirは.specbindです。
Specs や履歴を残す¶
retainはエージェント用スキル、役割定義、ルート指示ブロック、
.specbind.jsonを削除しますが、設定されていたspecDir全体を残します。
別のワークフローへ移行するとき、後で SpecBind を再導入するとき、Requirements、
Design、Contract、Steering、ログ、リリース履歴を通常のプロジェクト文書として参照し続けるときに使います。
Specs や履歴も削除する¶
removeはエージェント連携に加えて、設定されたspecDirを永続知識一式として削除します。プロジェクトが所有する設定、Specs、進行中の Roadmap、レビュー状態、
ログ、リリース履歴も含まれます。
この操作は、配下がすべて Git 管理され、リポジトリに未コミットの変更がなく、Git の無視対象や未追跡ファイル、シンボリックリンク、ジャンクション、再解析ポイントがない場合だけ実行できます。削除前のコミットから復元できます。たとえば既定構成なら、 削除直後、ほかの編集を始める前に次のように連携全体を戻せます。
Warning
このコマンドは作業ツリー全体を HEAD へ戻すため、アンインストール後に別の編集を始めた場合は使わず、計画に表示された正確なパスを個別に復元してください。
すでにアンインストールをコミットした後は、HEAD^のようにアンインストール前のリビジョンと復元するパスを明示します。
停止したとき¶
計画または適用がdirty、untracked、ignored、link-like、マーカー不正などを報告した場合、SpecBind は対象を推測したり強制削除したりしません。
診断に表示されたパスを確認し、残す内容をコミットまたは別の場所へ移してから同じ計画を再実行してください。
適用が途中で停止した場合も、すでに削除済みの対象はabsentとして認識されます。
.specbind.jsonは最後に更新または削除される完了マーカーなので、同じコマンドを再実行して残りの計画を確認できます。